第二回勉強会「大学業務に今日から使える生成AI入門」を開催しました

【11/25生成AIの勉強会報告】
11月25日、大学職員や教職員を対象にした勉強会「大学業務に今日から使える生成AI入門!まずは触ってみる」をオンラインで開催しました。「2050年の大学の姿を考える」シリーズ第2弾です。
参加者は50名。生成AI初心者でもわかりやすく、実務での具体的な活用方法を学べる場となりました。
今回の講師を務めたのは、九州大学IR室学術推進専門員の森木銀河さん。今年7月にXで公開した「大学教職員の業務に役立つ生成AIプロンプト集」が大反響を呼んだ森木さんは、大学現場での豊富な経験をもとに、生成AIの基礎から実践までを丁寧に解説。専門知識がなくても、どの部署や役職の方にも役立つ内容でした。
勉強会では、まず「テキスト生成AIの基礎」を15分で学び、続いて生成AIの仕様やリスクを踏まえた適切な利用方法をレクチャー。特に「生成物」の検証の必要性などが強調されました。その後、ChatGPTの画面を共有しながら、業務相談や説明文の作成、文章の言い換え・要約など、大学業務で使える具体的な事例を紹介されました。
また、森木さんはチャット欄に掲載された参加者の質問にも、トークの間に適宜回答されていき、あっという間の90分でした。
勉強会終了後、「例えや、具体的なプロンプトがわかりやすく、参考になりました!早速業務で使用してみたい」(東京・企画)「色々な使い方を知ることができて、今後、活用してみたい」(埼玉・入試)「生成AIについて、これまで何気なく利用していたが、大事な基礎を知ることができたので良かった。便利な一方で、これまで以上にリスクを理解する必要性も感じた」(九州・入試広報)という声が寄せられ、好評を博しました。また画像生成など、次のステップの生成AIの勉強会を希望する声も寄せられました。これをきっかけに、事務局では「生成AI」をテーマとした勉強会の企画を検討していきたいと考えています。参加していただいた方、ありがとうございました。
なお、本勉強会は後日オンデマンドでも視聴可能にします。
(早速、この報告もChatGPTを一部利用して作成しました。)
次回は12月9日(月)「「“キャリア支援改革”で学生募集と採用に変革を~大学と企業の連携のカタチ」」です。講師には大学ジャーナリストの石渡嶺司さんと大正大学キャリアセンター長佐藤徹明さんを迎えて新しい時代のキャリア支援の形を考える勉強会になります。対面とオンラインの対面で行います。
詳しくは
カテゴリー: news

GKB48勉強会「いま知っておくべき “オープンバッジ”を学ぶ」を開催しました

昨日はGKB48オンライン勉強会「いま知っておくべき “オープンバッジ”を学ぶ」を開催しました。約50名の方に参加いただきました。

文部科学省生涯学習推進課の粟津勤さんの日本のリカレント教育の現状と課題、デジタルバッジ(オープンバッジ)の可能性についてお話いただいた後に第一部で一般財団法人オープンバッジネットワーク事務局長の吉田俊明さんにオープンバッジの概要と大学を中心に活用の事例をわかりやすく解説いただきました。そのあと成城大学 データサイエンス教育研究センター長・経済学部教授 小宮路雅博さんに「大学での実践事例~成城大学」と題してプレゼンしていただきました。大学での事例をオープンにわかりやすくお話しいただいたので、参加した方にはオープンバッジの活用の仕方と可能性が伝わったように思います。アイデアにあふれた取り組みの紹介で、刺激的でした。
そのあとの第一部の質問の時間にはマイクロクレデンシャルの話などが出ました。

第二部は視点を変えて株式会社インフォザインの水野裕子さんに海外大学の事例を紹介いただきました。フランスのカーンノルマンディ大学のソフトスキル(測定が難しい非認知能力のようなもの)の標準化にオープンバッジの活用しているという事例はオープンバッジの別な側面を気づかせてもらいました。最後にファーストスタープロジェクツ理事長の渡邉純一さんに「広がるオープンバッジの活用」と題してWEBサイトがどのように広まっていったかと比較しながらオープンバッジの現在の課題と今後の普及の予測について話していただきました。

いろいろな観点から「オープンバッジ」のことを考える機会になったのではないでしょうか。登壇いただいた方々がオンラインにもかかわらず、それを感じさせないGKBらしい学びになったのでないかと思います。運営にご協力いただいた方には心から感謝申し上げます。

今回の勉強会シリーズは来年の第10回GKB48教育カンファレンスで大テーマとする『2,050年の大学の姿を考える』に向けてみんなで知識と思考を積み重ねていくことを目的としています。

上からの教育改革に目を向け実施することだけではなく現場でしっかりと捉え直して、フラットに縦横につながりながら現場からの取り組みやアイデアを発信していくのがGKB48の当初からの姿勢です。

次回は「大学業務に今日から使える生成AI入門!まずは触ってみる勉強会」です。講師には九州大学のIR室学術推進専門員の森木銀河さんを迎えて事務の効率化につながる生成AIを使った実践的な勉強会になります。

https://gkb48-241125seminar.peatix.com/

 

カテゴリー: news