とあるグループの物語 


第1回目の勉強会開催時の招待状。ここからはじまりました

第1回目の勉強会開催時の招待状。ここからはじまりました。

2011年6月某日とある大学の広報打ち合わせルーム

それは営業マンの一言から始まった。

「ソーシャルメディアはビジネスにはなりませんよね」

この一言が大学広報マンの広報魂に火をつけた。

「そんなことはない。311でtwitterがどれほど活用され​たか。フェイスブックだって広がっているじゃない。使えることを​ウチの大学で実験して実証してみせるよ。」

これが学校広報ソーシャルメディア活用勉強会のスタートだった。

早速、大学のフェイスブックページを立ち上げ、ブログやtwit​terで発信していた内容をFBページでも流し始めた。

その一方で知り合いの大学関係者、塾予備校、広告代理店、教育情​報出版社、フリーのライターなどに「ハガキ」を出した。

「ソーシャルメディア活用の勉強会を開催します」

8月に第一回の勉強会を開催。2日間で30名あまりが参加。その​場で互いに「友だち」になり、非公開グループの「学校広報ソーシ​ャルメディア活用勉強会」がスタート。

それぞれがグループに各方面の教育関係者を招待し、FB上のメン​バーは増えていった。

一ヶ月後には第二回の勉強会を東京で開催。ustによる実況をト​ライアル。11月には大阪での勉強会を開催。そこには関東からも​集まったが、ほとんどみんなが自腹、ボランティア参加。そこで岩​手県遠野で震災対応の学校間アライアンス(連携)を探るための合​宿(遠野サミット)が提案された。

勉強会を重ねるながら、ついに2012年6月に遠野での合宿・遠​野サミットを開催。被災地である釜石視察後、岩手県立大学、石巻​専修大学などの事例を生の担当者の声を聞き、本当に必要なこと(​鍛えるべき精神力と体力、日頃の準備)、そして組織を越えた連携​が必須なことを知った。

そして迎える一周年。誰からとはなしに一周年イベントの話が出て​、ただの自己満足のイベントに終わらせないために教育カンファレ​ンスの話が決まった。

折りしも政府から文部科学省からもここ十年の中でなかったほどの​「大胆な」教育改革の提言が出てきていた。

テーマは「これからの『教育』の話をしよう~教育改革×ソーシャ​ルの力」に決まった。

GKB48の通称とロゴはメンバーの中から出てきて決まったもの​。Gakkou Kouhou [SocialMedia Katsuyou] Benkyoukaiの頭文字からGKB、48は47都道府県プ​ラス海外(現在シンガポールと韓国のメンバーがいる)。[Soc​ialMedia Katsuyou]が略称に入らなかったのはこの部分になんでも​入る可能性を残してのこと。キャリア教育やICT、電子出版など​への広がりを想定していると思われる。

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山下 研一(聖学院大学

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2012/08/23 学校広報ソーシャルメディア活用勉強会 教育カンファレンス
これからの「教育」の話をしよう ~教育改革xソーシャルの力~
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